西村ニーナ・マニアックス

AV女優の西村ニーナに注目したのは、2015年末に発売された『ムチムチ巨乳尻ベロちゅうザーメンぶっかけギャル』（クリスタル映像）、『バケモノ乳輪どすけべ妻 子持ちのミニスカギャルは超ヤリマン！』（まぐろ物産）の２作品だった。
タイトルが彼女のポイントをズバリ言い得ているというか、パッケージもビジュアルが強烈で、内容も「すばらしい」の一言。

もちろん彼女が以前、「大沢かえで」「雪平こよみ」名義で活動していたことは承知しており、前者では『ボイン大沢かえでボックス』（ABC/妄想族）、『妹の爆乳は一見にしかず 27 Jカップ101cm かえで』（チェリーズ）、などで、後者では『喰い込み爆乳レースクイーン』（Fitch）、『HYPER FETISH 爆乳キャンギャルいやらしクィーン』（デジタルアーク）などの諸作品でチェックしていたのだが、大勢いる巨乳女優の一人という認識でしかなかった。顔もかわいいし、身体もいいのに、その魅力が生かし切れていない、もったいないな、と感じていたのだった。

ところが、冒頭の２作品を見て、これまでの印象が一変した。まず何よりも作品がいいし、彼女の魅力をあますところなく引き出しているように感じたのである。雪平こよみ時代よりボリュームアップしたようで、胸、尻、太ももと、ムッチリとした身体が色白の肌とあいまってエロさ100倍。あわてて過去作品も含めて見まくっているという次第である（もう他の女優さんを見ているひまがありません）。単体作品だけでなく、企画モノ（企画作品）での彼女もいい仕事をしていて、こちらも見逃せない。

垂れ乳、巨乳輪というと趣味に合わない人もいると思うが、どストライクな人にはたまらなくハマってしまう西村ニーナ。当ブログでは、そんな彼女の魅力と作品のおもしろさを多くの人に伝えるよう、出演作品のレビューを単体、企画作品とりまぜて書いていきます。




▲筆者が西村ニーナにハマるきっかけとなった作品の一つ『ムチムチ巨乳尻ベロちゅうザーメンぶっかけギャル』。ジャケット左上には、「WHITE GAL NINA♡」「バスト97cm Iカップ 桃色デカ乳輪爆乳 ヒップ93cm デカ爆白尻」という、彼女のポイントを短く言い表したキャッチフレーズが。


（2016年4月3日追記）

ブログを開始して、次のことを感じるようになった。

・作品の視聴に追われ、他のAV作品を見る時間がなくなった。１本の作品をレビューするためには、最初から最後まできちんと見ざるを得ず、とても他の作品を鑑賞する時間はない。結果、「AVは西村ニーナだけでいいや」と思うようになり、他のAV女優や作品への関心が薄れてきた。というか、なくなってしまった。エロに費やす時間がかえって短縮できたということで、「AVの断捨離」が進みつつある。

・原稿には時間がかかる。作品を見る時間もそうだが、エロ分野の表現には使い古された陳腐な言葉が多く、なるべくそうした言葉を使わないように自分に課しているため、短い１本を書くのにも、思いのほか時間がかかってしまうのである。作品の鑑賞中にむらむらとし、メモを取る手がおろそかになって、抜きたくなってしまうのも原因のひとつかもしれないが。

・ひとりのAV女優の過去から現在の作品、それも企画作品まで含めて見ていくと、職業としてのAVに真剣に取り組んでいる姿が見えてくる。役柄に応じた雰囲気づくり、言葉づかい、表情など、経験を積んだプロの意地を感じる。企画作品ではこの経験の差は顕著で、西村ニーナの頑張りぶりがよくわかる。

・ブログのテーマに西村ニーナを選んだのは、作品の内容はもちろんだが、発売された作品数が適度で、ある程度の期間ですべてをチェックする達成感が得られそうに思ったからだ。毎月、何本も新作をリリースするAV女優もいるが、クリスタル映像、マリオン、アンフィニッシュド、まぐろ物産など、個性的なメーカーの良作品にピンポイントで出演する現在のペースは、ファンにとって追いかけやすく、財布にもやさしい。

・西村ニーナの2016年の作品リリース・ペースはすでに2015年を上回っている。単体・企画作品での出演数は、2015年は、単体・企画で28本。2016年は5月20日発売予定の『中年おやじサークル中出しオフ会8』を含めると、すでに26本である（数字は筆者が確認したもの。正確ではないかもしれない）。この数字から見ても、2016年は西村ニーナ飛躍の年であると思う。