西村ニーナ・マニアックス

本作は、西村ニーナ自身初となる合漢礼婦作品だ。白昼、男たちにさらわれた人妻が密室に完禁され、林間され続けた挙句、最後は性怒隷になってしまうというドキュメンタリー仕立てのストーリーだ。迫真性を持たせるために、冒頭と結末以外はほぼワンカット（長回し）で撮影されており、薄暗い室内描写とあいまって、映像にも緊張感が漂う。
（※当作品を紹介するにあたり、ブログの削除対象となる用語が頻出するため、タイトル、本文では一部当て字、伏せ字を使用しています。ご了承ください）



人気のないビルの階段の踊り場で電話をかけている人妻（西村ニーナ）。電話をかけ終えた途端、男が〇ロロホルムを染み込ませたタオルを手に襲ってきた。気を失った人妻が運ばれて行った先は、どこともしれないマンションの一室。黒ずくめの服を着た３人の男たちは、人妻を代わる代わる犯し始めるのだった――。
（本作は一応７つのチャプターに分けられていますが、先述したようにワンカットの撮影であるため、今回はチャプターの区切りなしで紹介します）


▲午後の市街地を歩く人妻（西村ニーナ）。

▲とあるビルの階段の踊り場で電話をかけ始めた。

▲通話が終わった途端、男が襲ってきた。

▲人妻がさらわれた先は、薄暗いマンションの一室。

▲気を失ったままの人妻の体をもてあそび始める。

▲「この肉厚はA5クラスだぜ」

▲脅しの材料にするため、記録を残しておく。

▲1人目が気を失ったままの人妻に挿入。

▲２人目も中出しし、3人目の男の挿入中に正気を取り戻した。

▲「大人しくしてないと締めるぞ！」

▲「こんなおっぱいしてるから、さらわれるんだよ」と、自分勝手な理屈をのべる男たち。

▲強制イマラチオ。苦し気に咳き込む人妻。

▲美薬を無理やり飲まされる。

▲朦朧とした状態のまま、オナニーの道具を与えられる。

▲再び、人妻を〇辱する男たち。

▲後ろから激しく突かれている。

▲もう何度、中出しされたのかわからない。

▲人妻が孕むまでと、犯し続けるのをやめない男たち。

▲唇もひびわれ、化粧もボロボロになってしまう。

▲最後、人妻は性〇隷となり果てる。

本作はAVの中でもマイナーなジャンルに相当するため、西村ニーナ目当てで見る人は少数かもしれない。しかし、描写自体は決してハードではなく、この手のジャンルを初めて見るという人にも敷居は高くないだろう。本作で見るべきところは（あくまで筆者の主観ですが）、暴力的な描写などではなく、２時間近く延々と続く絡みのシーンそのものにある。３人の男たちから責め立てられ、恐怖から絶望へ、そして放心状態からの、最後は性欲にあらがえないところまで堕ちていく女を演じ分けた、西村ニーナの表現力こそが見どころだろう。好き嫌いを超えて、ファンなら見ておくべき作品と言い添えておきたい（2018年3月1日発売）。

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