西村ニーナ・マニアックス

過去に発売されたAV作品を鑑賞したい場合、DMMでダウンロード版を購入するのが確実な方法だろう。しかし、どうしてもDVDで欲しいとなると、中古を探すしかない。DMMやAmazonのマーケットプレイス、ヤフーオークション、DVDショップなどが購入先となるが、ここで気を付けておきたいのが、「セル版」か「レンタル落ち」のどちらかということ。セル版なら問題ないが、レンタル落ち商品の場合は、モザイクの処理、収録時間の短縮がなされている場合があり、期待したのにガッカリということもあるからだ。そこで、セル版とレンタル版にどんな違いがあるのか、西村ニーナの初期作品（大沢かえで時代）の『膣内射精を拒みきれないIカップデカパイ素人 あかね』（胸キュン喫茶）を例に調べてみた。なお、同作品は西村ニーナの作品中、一番のプレミアムがついており、5000円近い値で売られている。




1パッケージの違い
まずは、外観の違いから。ほぼ同じに見えるパッケージだが、よく見るとレンタル版には、「レンタル専用」のマークがついている。


▲レンタル専用（右）には「セルオリジナル作品を規制した商品です」と但し書きがついている。


▲背のデザイン。セル版とレンタル版では品番が違い、収録時間も120分（セル版）、90分（レンタル版）と大きな差がある。

2.レーベルデザイン
トールケースを開けると、レーベルのデザインがまったく異なっていることがわかる。


▲セル版（左）に対し、レンタル版（右）はそっけないデザインだ。

3.メニュー画面
実際にディスクを再生してみると、セル版とレンタル版では、メニュー画面にも違いがあることがわかる。
セル版（左）では、チャプターごとにタイトルがついている。対してレンタル版では、チャプターに番号が振られているだけ。


▲セル版のメニュー画面。


▲レンタル版のメニュー画面。

4.モザイク処理
一般にレンタル商品のモザイクは、大きいというのが定説。メーカーによって異なるのだろうが、本作の場合はかなりの差があった。


▲セル版のモザイク処理。最近のAVと比較すると、モザイクは大き目。


▲レンタル版のモザイク処理。セル版よりもモザイクが大きく、何が行われているか想像で補うしかない。

5.収録時間の短縮
レンタル版はセル版から30分がカットされている。チャプター1～3までは、各5分ずつのカットだが、チャプター4に至っては約15分がカットされている。具体的にカットされた箇所は以下の部分だ。


▲レオタードでY字バランスのポーズをとるシーン。レンタル版ではカットされている。また、セル版では、下着を全部脱いでもう一度レオタードに着替えるシーンがあるが、これもカットされている。


▲フェラチオのシーン。セル版では場所、ポーズを変えてフェラチオのシーンが長めに収録されているが、レンタル版では割とあっさりと終わる。


▲開脚した状態での挿入シーン。設定的にはポイントとなるシーンだが、レンタル版ではカットされている。


▲バックからの挿入シーン。セル版には正面からの乳揺れなども収められているが、レンタル版ではカット。

以上、セル版とレンタル版の違いを見てきた。鑑賞し終えた時点での評価にも大きくかかわってくることでもあり、本作に関してはセル版での購入が望ましいと言っておきたい。動画をダウンロードで買えば何の問題もないのだが（価格もHD版980円、SD版590円とリーズナブル）。