西村ニーナ作品のレーベルデザインについてまとめてみた
- 2016/10/08
- 06:53
今回は、西村ニーナ作品におけるレーベルのデザインについて考えてみたい。
AVのパッケージのデザインは購入を決める際の重要な要素の1つだろうが、それはディスクのレーベル面のデザインも同じ。買ってきた(あるいは通販で到着した)パッケージの表と裏を穴があくまでじっくりと眺めた後、トールケースをパカッと開けたときに、レーベルのデザインが文字だけだと、ちょっとガッカリという経験は誰にもあると思う。逆に、レーベル面まで気合が入ったデザインだと、鑑賞する前から内容にも期待が高まるというもの。レーベルのデザインは、2色、4色と多色化すればするほどお金がかかり、イラストや写真を使うとなるとデザイナーの手も借りなければならないなど、コストもかかるのである。それだけに、「この作品を売ってやろう」というメーカーの本気度もわかろうというものだ。それらを念頭に置いたうえで、西村ニーナ作品のレーベルのデザインについて見ていきたい。
西村ニーナ単体作品のレーベル(発売日順)
▲『MELONS』。パッケージ写真からの流用ではなく、おっぱいを強調したオリジナルの写真を使用。右乳首が穴になっているのは残念だが、グッドデザインである。
▲『土下座と奉仕と謝罪』。シンプルなデザインだが、文字色はゴールドに近い色調。
▲『ムチムチ巨乳尻ベロちゅうザーメンぶっかけギャル』。赤を基調とした珍しいデザイン。メイン以外の写真を半調にする処理は、クリスタル映像独自のもの。
▲『バケモノ乳輪どすけべ妻 子持ちのミニスカギャルは超ヤリマン!』。文字と写真を2分割するデザインは、まぐろ物産作品のフォーマットである。
▲『魔少年たちの巨乳奥様狩り 10』。クリスタル映像の作品はいずれも、穴をよけるように西村ニーナの写真を配置している。女優さんへの気遣いがうれしい。
▲『不倫セックス依存若妻』。パッケージ写真からの流用であるが、画像左の販売・制作等のクレジットの入れ方に工夫が欲しかった。
▲『お姉さんの巨尻が猥褻過ぎて秒殺で悩殺!!』。西村ニーナのお尻をドーンと真ん中に据えた迫力あるデザイン。パッケージと同じ写真だが、トリミングをずらしているところがミソ。
▲『肉感介護ヘルパー 魅惑のお乳でお尻で性欲処理お世話致します』。パッケージでは小さく使われていた写真を、レーベルでは大きく使用。
▲『思わず●RECしたくなる着衣爆乳おっぱい ニーナさん』。パッケージと同じ写真ではあるが、配色が美しく、ピクチャーレーベルと呼ぶにふさわしいデザイン。
▲『中年おやじサークル中出しオフ会8』。パッケージ表のネームが、そのままレーベル面に使用されている。タテに流れていく文字が映画「マトリックス」風でユニーク。
▲『バケモノ乳輪肉欲○漢バス 爆乳巨尻のセルライトむき出し露出ギャル』。印象的なパッケージの写真をそのまま使用。
▲『ムッチムチ黒ギャル現役デリヘル嬢「私を愛人奴隷にして下さい」とストーカー男のチ◎ポで哀願イキ!! ニーナ24歳』。水平に2分割された珍しいデザイン。メーカーのロゴの色を意識した配色となっている。
▲『美麗顔騎妻』。パッケージの写真を流用しただけのものだが、余計な飾りを排したシンプルなデザインに好感が持てる。ちなみに、本作品のサブタイトルは「スケベ妻の尻三昧物語」。
▲『オークションで見つけたギャルママ』。これもパッケージ流用もののデザイン。ただし、パッケージには長いサブタイトルが印刷されているので、レーベルは西村ニーナの写真がすっきりとした印象になっている。
▲『Iカップ爆乳コスプレイヤー淫交撮影』。左右に西村ニーナのコスプレ写真、中央にお尻のアップの写真を配置したバランスの良いデザイン。なお、このレーベル面には一ヵ所、誤植がある。
▲『肉感ギャル混浴肉欲銭湯 エロすぎる変態お姉さんとすけべな男達』。真正面から西村ニーナの肉感ボディを捉えたパッケージの写真を使用。これしかない、というストレートなデザイン。
▲『驚異の巨乳輪メガボイン! デカメロンガール ニーナ 24歳 メイドカフェ店員 Iカップ(97cm)』。西村ニーナのおっぱいを損なうことなく、巨乳輪をうまく見せることに成功している。
大沢かえで単体作品のレーベル(発売日順)
▲『ボイン大沢かえでボックス』。デビュー作は、文字だけのレーベル。CDが出始めた頃のようなレトロなデザインに、広告まで入っている。
▲『膣内射精を拒みきれないIカップデカパイ素人 あかね』。単体作品2作目からは、すべてピクチャーレーベルとなる。ポートレート風の写真で好感が持てる。
▲『妹の爆乳は一見にしかず 27 Jカップ101cm かえで』。チェリーズのシリーズでは写真がかなり加工されている。まるでお人形さんのようだ。
▲『私の爆乳を見てください 中出しも出来る爆乳女』。パッケージ同様、ポートレートをシンプルにデザイン。個人的に、パッケージ込みで好きな作品。
▲『おっぱいスナック 3 Jカップ101cm かえでママ』。これもチェリーズの作品で、顔からおっぱいまで写真が加工されている。この頃は乳輪を売りにしていなかった。黒をバックに、黄色、ピンクの配色がヴィヴィッドである。
雪平こよみ単体作品のレーベル(発売日順)
▲『喰い込み爆乳レースクイーン』。雪平こよみ名義での最初の単体作品。レーベル面に全身をきっちりと収めているデザインは、本作品のみ。
▲『人間廃業催眠緊縛 洗脳中出し肉便器』。強烈なタイトルを文字のみでデザイン。コスト的な理由からか、写真はなし。
▲『ガンギマリ媚薬失禁アクメ』。これも文字のみだが、書体にも工夫がなく、デザイン的要素はない。かろうじてレーベル面のブルーが、作品で西村ニーナ(雪平こよみ)の着けていた下着と同色になっている。
▲『そのオンナ爆乳につき3、狙われたメガネ爆乳コンシェルジュ狩り Hカップ101cm』。前2作が文字のみというさびしいデザインだったが、本作ではピクチャーレーベルになった。
▲『HYPER FETISH 爆乳キャンギャルいやらしクィーン』。前作『そのオンナ爆乳につき3』でピクチャーレーベルに戻ったかと思えば、本作ではまたもや文字のみのデザインに。レーベル面に地紋を使ってあるのが特徴といえば特徴である。シリーズを通してのフォーマットだから仕方がないとはいえ、女優名もクレジットされていないのは、ファンとしてさびしい限りである。
▲『妊娠OKの危険日FUCKに溺れる爆乳人妻保育士を腰をガクガクさせるほどハメまくってやりました』。本作では再び、ピクチャーレーベルが復活。レーベル面に文字が多いのは気になるが、目をつぶりたい。
▲『揉みたい若妻』。雪平こよみ時代最後の単体作品は、またも単色のデザインで、印字されているのは品番のみという仕様だ。雪平こよみ時代の苦労がしのばれるようで切ない気持ちになってくる。「ちゃんとしたデザインにしてくれよ!」と。しかし、ここを乗り越えたからこそ、次の西村ニーナでのブレイクが用意されたと考えるべきかもしれない……。
共演作品のレーベル(発売日順)
▲『黒GAL☆爆乳HIGH SCHOOL』。西村ニーナ(大沢かえで)の立ち位置は向かって右端。パッケージの写真を流用したものだが、背景を切り抜いてあるなど、意外と手が込んでいる。
▲『爆乳女子○生~私達に犯させて』。この作品でも、西村ニーナ(大沢かえで)は右端に位置。それが幸いして、写真を損なわれることなく、当時の彼女の爆乳のボリュームがよくわかる。
▲『ギャル!ギャル!ギャル!ギャル!超乳ハーレム性交』。西村ニーナに改名して最初の共演作品。E-BODYらしい、お洒落なデザイン。西村ニーナは右端で、上半身がきれいにレーベル面に収まっている。
▲『ボイン大好きしょう太くんのHなイタズラ』。パッケージと同じ写真だが、レーベルデザインもシリーズのコミカルな雰囲気をよく伝えている。
▲『黒ギャル マゾBODYオークション』。メイン(上半分)は水着でボールギャグを咬まされた集合写真(西村ニーナは左から3人目)、下半分は公開オナニーのシーンを半調にして使用。これもクリスタル映像らしい、洒落たデザインである。
以上、西村ニーナの34作品のレーベルデザインを概観してみた。AVを動画(データ)で購入する人には、モノとしてのパッケージ、ディスクを意識することはなく、選ぶ際には作品本位が基準となるだろう。一方、パッケージで購入する人は、所有欲という意味でも、デザインはおろそかにはできない要素の1つかもしれない。そんなところから、今回の記事をまとめてみた次第です。